5月4日、IANSは「ドーピング検査で陽性反応が検出された元ポルトガル代表MFデコは、提出したBサンプルでも禁止薬物が確認された」と報じた。

先日報じられた通り、デコは3月末の州選手権終了後に受けたドーピング検査において、利尿剤のフロセミドの使用が確認された。

フロセミドはこれ自体に能力増強の効果はないものの、他の薬剤を利用した痕跡を消すためのマスキング剤として使用されるため、禁止薬物に指定されているもの。そしてその後Bサンプルの検査が行われ、こちらでも同じく陽性反応を示したとのこと。

デコ、そして所属しているフルミネンセは『摂取していたビタミン剤が汚染されていた』としてスポーツ司法裁判所に訴えている。その判決が出るまで、リオデジャネイロ州サッカー連盟はデコに対して無期限の出場停止処分を言い渡す方針であるという。

もし禁止薬物の摂取が故意に行われたと認められた場合、デコに対しては最大で2年間のサッカー活動禁止処分が言い渡されることとなる。

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら