NASL(アメリカ・ノースアメリカン・サッカー・リーグ)に所属するタンパベイ・ロウディーズは、元イングランド代表MFジョー・コールを獲得したと発表した。

ジョー・コールは1981年生まれの34歳。

ウェストハムからチェルシーに渡るとジョゼ・モウリーニョの指導のもと左ウイングで覚醒し、チームのタイトル獲得に貢献した。その後、リヴァプールやリール、アストン・ヴィラなどを経由し現在はイングランド3部のコヴェントリー・シティに在籍している。

この度ジョー・コールが活躍の場を移すことになったNASLは、アメリカ・カナダの実質2部リーグにあたる。ニューヨーク・コスモスに所属していたラウール・ゴンサレスやマルコス・セナもプレーしたことで知られ、2シーズン制を採用している。

現在は前期にあたる春シーズンが行われており、タンパベイ・ロウディーズは5試合を終え暫定5位。ジョー・コールは秋シーズンが開幕する7月からチームに加入するようで、契約は2017年末までとのこと。クラブによれば、1年間の延長オプションもあるという。

これまで様々なクラブ、ディビジョンでプレーしたジョー・コールだが、アメリカでの選手生活を夢見ていたようだ。

ジョー・コール(タンパベイ・ロウディーズ)

「私にとって、非常にエキサイティングな時が来た。

人生の中でいつかアメリカでプレーしたいとずっと心に描いてきた。そしてこうしたチャンスがやってきたんだ。

私の家族は数ヶ月前にここを訪れた。人々は愛嬌があるし、とても歓迎されているように感じた。

ここでスタートを切ることができとても興奮しているし、素晴らしいチームの一部になりたい。

サッカーの試合に勝ちたいという私の欲望はまだあるし、休暇を延長させるためにここに来たわけじゃない。

試合に勝利したいし、もちろん家族と一緒に新しいライフスタイルを経験したいんだ。

しかし、私にとって優先度が高いものはピッチの上での成功だけどね」

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