先日行われたチリとのワールドカップ予選で大きな話題を振りまいたエクアドル代表FWエネル・バレンシア。
活躍したというわけではないのだが、元妻への月1万7000ドル(およそ175万円)と言われる養育費の未払いによって逮捕状が発行され、スタジアムまで警察が詰めかけてきたのだ。
82分にピッチを離れたバレンシアはストレッチャーに乗せられて救急車に乗せられて病院へ。なんとか追手を撒いたのである。
結局その後彼に対しての逮捕状は取り下げられており、バレンシアが逮捕されることはなかったのであるが、この映像が世界的に広まってしまった。
バレンシアには「なぜアレだけ稼いでいて養育費が払えない?」と批判が集まることにもなったため、彼は自身のInstagramに詳細な声明を発表した。
これを全訳するわけにも行かないが、基本的な説明として幾つかの主張が行われている。
- 現在、相手の個人的な利益のためだけと思われる訴訟に直面している
- 娘の母親は養育費を3万ドル(およそ309万円)に上げるよう要求している。彼女はそれを車や宝石に使ってきた
- 娘の親権はエネル・バレンシア側に認められているが、元妻は彼との面会を制限している
- 元妻は娘の写真を使用してアダルトサイトを提供しているほか、休暇として娘から長期的に離れている
これらの主張が正しいかどうかはともかくとして、この問題はただバレンシアが警察に追われているだけの騒ぎではないようだ。