エヴァートンの本拠地であるグディソン・パーク。その敷地内にはクラブのレジェンドであるディキシー・ディーンの銅像が置かれている。
ディキシー・ディーンは1907年生まれの選手で、今なおイングランドサッカーの歴史上最も多くのゴールを決めたという記録を持つ伝説的なストライカーだ。
1925年から1937年までエヴァートンでプレーし、433試合に出場して383ゴールという驚異的な数字を残している。
彼は1980年に行われたマージーサイドダービーを観戦中にグディソン・パークで死去。その貢献に敬意を示すためにエヴァートンはスタジアムのそばに記念碑と銅像を建てている。
ところが日曜日の朝、そのディキシー・ディーンの像がこんな事になっていたという…。
Horrible bastards imagine the outcry if that was done to them. What is wrong with these pricks they have just won the league yet obsessed with going to other clubs instead of just celebrating and they wonder why are hated so much. pic.twitter.com/hnRkGZKtlC
— Aintree Blues Supporters Club (@AintreeBlues) July 6, 2020
像が燃えている!
ディキシー・ディーンの像はエヴァートンサポーターが愛する人のための花を飾る場所であり、このときも周りにはフラワーアレンジメントなどが置かれていた。
幸いにして今回は他に燃え移ることはなかったが、もしそこに火が広がっていたら…大きな被害を出していた可能性もあるという。
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エヴァートンは月曜日にディキシー・ディーン像を清掃するとともに、警察と協力してこの事件の調査を行っているとのこと。