メッシの盟友マスケラーノが怒りの発信

現在パリ・サンジェルマンでファンから批判を受けているリオネル・メッシ。今週はクラブの許可を得ずにサウジアラビアへとプロモーション旅行したことにより、2週間の出場停止処分を受けている。

それによってパリ・サンジェルマンのサポーターはクラブのオフィスに集まり、クラブの上層部に辞任を要求したほか、リオネル・メッシ、ネイマール、マルコ・ヴェッラッティへの侮辱的な言葉を叫んでいた。

リオネル・メッシはすでにパリ・サンジェルマンから今季限りで退団することを決めており、古巣バルセロナを含めて移籍先を探している状況であるとも…。

『Ole』によれば、かつてアルゼンチン代表とバルセロナでメッシとともに戦ったハビエル・マスケラーノは、『D Sports radio』でパリ・サンジェルマンのサポーターに以下のような苦言を呈していたという。

ハビエル・マスケラーノ

「レオがチームにいることがどれだけ幸運なことか。そのようなタイプの選手に気づかないというのは残念だよ。

10年前には、パリ・サンジェルマンのファンは自分たちのクラブに歴史上最高の選手を迎えることができるとは想像していなかったはずだ。

そしてそれを楽しむのではなく、彼らは世界最高の選手たちを批判するために時間を費やしている。

10年後に彼らは後悔するだろうね。世界中のどんなクラブでも、彼をプレーさせるためにどんな犠牲もいとわない。たった5分でもね。

いずれにせよ、こんなエンディングに値するような選手ではないよ。レオ(メッシ)には絶対に批判できないところがある。それはプロ意識だ。

すでに歴史上最高の選手であるにもかかわらず、彼ほどのプロ意識を持っている者を見つけ出すことは難しい。彼を批判することは不可能だよ。

彼が幸せに感じられるところ、彼が家族と一緒にいられるところに行かせてあげてほしいよ。

もし彼をそうしてあげれば、毎週末メッシが生で見られるという素晴らしいことになるんだ。

そうしないのであれば、これまでの20年間のように、テレビで彼の姿を見続けることになるだろうね」

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現在はアルゼンチンU-20代表の監督を務めているハビエル・マスケラーノ。親しく過ごした友人の苦境に、口を出さずにはいられなかったようだ。

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