サッカー界にも影響が出ているイスラエルとパレスチナの武装組織ハマスとの衝突。
イスラエルは13日にコソボでEURO予選を戦うが、遠征に向かう道中であわやの出来事があったようだ。
チームバスに乗ったイスラエル代表がベン・グリオン国際空港に向かっている際、ガザ地区からの攻撃を受けたという。
『A Bola』によれば、イスラエル代表DFミゲウ・ヴィトールの妻タニアさんがInstagramのストーリーにこう綴っていたとのこと。
「ガザには食料も電気も水もないが、ロケットと武装化は止まらないようだ。
今朝、彼らはチームバスが移動していたエリアを攻撃した。
アイアンドーム(イスラエルの防空システム)がミサイルを破壊したので、単なる脅しで済んだ。
もし、イスラエルに防衛システムがなかったら?この国には誰も残っていないのだろうか」
ミゲウ・ヴィトールはポルトガル人だが、2016年からイスラエルのハポエル・ベエル・シェヴァでプレーしており、同国に帰化した選手だ。
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実際、イスラエル代表DFエリ・ダサは「これが僕らの現実。空港に向かう途中で」としてバスから一時避難する様子をInstagramのストーリーに投稿している。
警報と炸裂音、そして、動揺する選手たちの生々しい声も聞こえる。