徳島ヴォルティスは4日、「MF西谷和希との契約を双方合意の下で解除することになった」と公式発表した。

西谷和希は2016年に流通経済大学を卒業したあとで栃木SCに加入し、2020年から徳島ヴォルティスへと移籍したアタッカー。ツエーゲン金沢に所属する西谷優希とは双子の関係であることで知られる。

徳島ヴォルティスでは昨年41試合に出場して3ゴールを決めるなど中心的な存在となっていたが、今季はチームが不調に陥るなかでSNSに「ヴォルティス本来のスタイルを取り戻すことが勝つための道しるべになります」と書き、大きな話題を集めた。

そして後に地元新聞により「チーム内で不適切言動があったため、西谷和希は別メニューでの練習が指示されている」と報じられていた。

契約解除という結末について、西谷和希は徳島ヴォルティスの公式サイトで以下のように声明を発表している。

「徳島ヴォルティスに関わる皆様、4年間本当にお世話になりました。何よりたくさんの苦楽を共にしたファン・サポーターの皆様には僕自身特別な感情がありますし、一番大切な存在で、本当に感謝しています。

今回、何とかチームを良くしたいという気持ちではあったのですが、その気持ちとは逆にチーム状況を悪くしてしまうような形になり、結果としてクラブに迷惑を掛けてしまい、本当に申し訳なく思っています。

それでも4年前に徳島ヴォルティスに来て、監督をはじめとするスタッフや先輩方、そしてファン・サポーターの皆様にヴォルティスのサッカーを教えてもらい、それが凄く大好きになり、今でもその思いは変わりません。

そして、ヴォルティスに来て長谷川徹さんに出会えたことが大きかったです。本当に僕の憧れで、あの人の背中を見て、今まで一緒に過ごすことが出来て凄く良い経験になりました。徹さんのような選手になれるように、これからももっと頑張っていきたいと思っています。皆様、本当にありがとうございました」

来季1部で活躍するかもしれない「2部リーグ」で注目の5名

開幕から8試合で1勝2分5敗と低迷しており、吉田達磨前監督を解任することを発表した徳島ヴォルティス。

その後7試合に出場していたMF島川俊郎が突如現役引退を発表し、さらに自身のYoutubeで「どうしても許せないことがあった」とコメントするなど、チーム内に何らかの問題が起こっていることを示唆していた。

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