名門マンチェスター・ユナイテッドで歴代1位となる通算963試合に出場したライアン・ギグス。

2020年末には元恋人の女性とその姉妹を暴行した容疑で逮捕され、その公判が現地で行われている。検察は、ピッチ上では偶像化されていたものの、その裏には「醜悪で邪悪な一面がある」と主張。また、ギグスによる女性に対する「支配と強要」があり、暴力行為によってその関係は断たれたとしている。

ギグスの浮気を知った女性が別れを切り出すと、ギグスは我を失って彼女に頭突きをし、仲裁しようとした姉妹の顎に肘打ちを浴びせたとのこと。

また、検察側は、ギグスが女性が言いなりになるように「ガスライティング」という心理的虐待行為を計算して行っていたとも主張している。

そうしたなか、弁護側の証人として、ユナイテッドの元監督であるサー・アレックス・ファーガソンが出廷した。

『BBC』によれば、ギグスを17歳の頃から知るファーガソン氏は、「素晴らしい気質だった」と法廷で擁護したという。

サー・アレックス・ファーガソン

「彼が年齢を重ねると、ロッカールームで問題が起きたが、私はライアンをよく“使っていた”。

私が(チームの)パフォーマンスについてキレた時、模範としてライアンを使うこともあった。

彼は私からの批判の矢面に立たされることもあったが、私は彼がそれを受け止められることが分かっていた。彼は十分に強かった。

ロッカールームの誰もがこう思っていた。『ライアンが我慢できるなら、自分たちも我慢できる』と。」

また、ユナイテッドの元CEOであるデイヴィッド・ジルも「ライアンはとても好感が持てる男、礼儀正しく、とてもプロフェッショナル。彼は誠実だ。彼の言うことは信用できる」と証言。

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さらに、ギグスらが共同オーナーとなっているサルフォード・シティのカレン・ベアード会長も「本当にジェントルマン。本当にナイスガイ。私が出会ったなかで最も穏やかなひとり」と擁護したという。