J2のFC町田ゼルビアは27日、DF深津康太がJ3いわてグルージャ盛岡へ完全移籍すると発表した。町田に12年半の間所属した大ベテランがクラブに別れを告げた。

深津は流通経済大学付属柏高を経て2003年にJ1名古屋グランパスでプロデビューを果たし、2009年に当時JFLの町田へ移籍。その後2011年から2シーズン東京ヴェルディに所属し、2013年から再び町田へ復帰して今夏までプレーした。

町田では長きにわたって主力センターバックを務め、町田でリーグ戦通算370試合に出場した。

深津は

「ファン・サポーターの皆さん
13年間大変お世話になりました。
この度、いわてグルージャ盛岡に移籍する事となりました。
ファン・サポーターの皆さんの前で、ひと言もご挨拶できなかった事が、僕はとても寂しく、悲しく、そして申し訳ない気持ちです。
僕のサッカー人生最後の夢は、町田でユニホームを脱ぐ事でした。その為に愛情と情熱を持って、後悔の無いよう日々プレーしてきました。
今シーズン、J1昇格をかけて大改革と大躍進の町田で、シーズン終了まで、また来年以降もチームに貢献したかった気持ちと、選手としてまだまだプレーしたい気持ちとの葛藤でとても悩みましたが、常にチャレンジしてきた僕のサッカー人生、選手として必要としてくれている盛岡さんで、またチャレンジしようと決めました。
町田で引退したかった反面、40歳の僕もサッカー選手でいたいという目標があったからです。
サッカーをやりたくてもチームが無く、続ける事が出来ない選手を見てきて、もう一年サッカーが出来るのであれば、やらない選択肢は僕にはありません。
太陽光発電の営業をしながらの選手活動など苦労もたくさんあったけれど、芝生席だったところには立派なバックスタンドが出来、とうとう完成したクラブハウスを目の当たりにした時は、たくさんの方々のご尽力や先人たちの思いから、とても感慨深いものがありました。
そして、息子を抱いて入場出来た事も、最高の思い出の一つです。
もう一度J1の景色が見たい、町田で全てのカテゴリーを経験したい、その思いは叶いませんでしたが、町田でやってきた事に僕は全く後悔はありません。
祖父と祖母が眠る岩手で、僕らしく、また新しいチャレンジをしてきます。
これからの町田の発展と活躍を心から祈っています。
ありがとうございました」

とコメントした。抱く目標があるため、新天地に渡ることを決意したという。

同僚FW髙澤優也は「康太くんと一緒にJ2優勝して、J1の舞台に立ちたかったなぁ… 初めて移籍を聞かされた時よくわからない感情になりました。背中を押してあげたい気持ちと、悲しい気持ちと。もっと康太くんと一緒にサッカーしたかったなぁ… いつも優しくて面倒見が良くて、直属の後輩としてとても誇りに思います」、元同僚DF増田繁人は「兄貴!!!町田を離れるのは寂しいけど、新天地応援してます!!」とメッセージを送っていた。

サポーターは「涙で深っちゃんのコメントが読めない。ショックが大きすぎるよ。」、「精神的支柱がまたひとりいなくなっちまったな。深津さんとJ1行くことが目標だと思ったのだけど、盛岡で輝く深津さんを応援しています」と大ベテランとの別れを惜しんでいた。

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町田は現在J2首位を独走中で、29日午後6時にホームで徳島ヴォルティスと対戦する。

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