FIFAワールドカップ26アジア最終予選で日本代表と対戦するサウジアラビア代表。
ここでは、9月に発表されたサウジアラビアの最新ユニフォームを紹介したい。2つの新作はどちらもお馴染みの色を採用している。
Saudi Arabia 2024 adidas Home
サウジアラビア代表 2024 adidas ホーム ユニフォーム
新ホームユニフォームは、国旗色のグリーンを基調としたサウジアラビアの伝統的なカラー。全体を覆う濃淡グリーンの幾何学模様が独特の雰囲気を演出する。
少し近未来的でもあるこの幾何学模様は、サウジアラビア北西部で建設が進む計画都市「NEOM(ネオム)」をイメージしたものらしい。
ネオムとは、石油への依存度を下げ国の経済の多角化を目的としたプロジェクトの一環で、いわゆるスマートシティの機能を取り入れた人工都市。当初は2020年完成予定だったが大幅に遅れ、現在は2025年の完成を目標としている。
Saudi Arabia 2024 adidas Away
サウジアラビア代表 2024 adidas アウェイ ユニフォーム
新アウェイユニフォームは、若干オフホワイト気味の色を基調にヒョウ柄の斑点模様を散りばめている。最近のサウジアラビアのユニフォームは、国の象徴をデザインに取り入れることが多いが、今作もそれを継承している。
西アジアでヒョウと言えばイランなどに生息するペルシャヒョウが有名。だがサウジアラビアをはじめ、イスラエル、アラブ首長国連邦、イエメン、オマーンなどにはアラビアヒョウという別の種も生息している。
アラビアヒョウは乱獲により今や絶滅危惧種とされており、今作のデザインは暗にそれを訴えているのかもしれない。
近未来的なホームにヒョウ柄のアウェイ。2つの新ユニフォームは中東エリアのadidasオンラインストアで販売中。
そしてこのユニフォームを着用するW杯アジア最終予選サウジアラビア対日本は、現地時間10日に開催。日本にとって相性の悪い敵地での一戦となる。
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