Portimonense
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2
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1-1
1-0 |
1
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Vitoria Guimaraes
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アンドレ・ピント ピレス |
15' 81' |
得点者
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13' |
タルジーノ |
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最下位に沈んでいたポルティモネンセが、上位のギマランエス相手に貴重な勝利をあげた。依然降格ゾーンを抜け出せてはいないが、14位のセトゥバルまでわずかに2ポイント差に詰めた。
試合の入り方は決して良くはなかったポルティモネンセ。ギマランエスにボールを自由に繋がれ、押し込まれ、攻撃を受けた。その結果、13分にタルジーノのクロスで失点してしまう。中央でトスカーノが合わせようとしていたが空振り。そのため誰も反応できず、ファーポストにそのまま吸い込まれていったのである。
しかし、ここから見事な立ち直りを見せた。やや押されていた中で15分、ペドロ・シウヴァのフリーキックからアンドレ・ピントがヘディングでゴールを決めると、徐々にペースを掴んでいった。
カディも含めた前線は、ハーフウェー付近で相手のボランチにしっかり詰める。縦パスを簡単に入れさせないことによって、最終ラインを上げることが可能となり、より布陣がコンパクトに。ひとたびボールを奪えば、カンデイアスを中心としたカウンターでゴールに迫った。
ギマランエスは攻撃的なチームではあるが、元々ボール回しが上手いわけではない。しっかりと中央を閉め、スペースを開けなければ、ポルティモネンセにピンチは訪れなかった。
後半になるとギマランエスが4-1-3-2に変更し、サイドに人数をかけることで徹底的にワイドアタックを仕掛けてきた。再開から間もなく一度守備が破られた場面も。しかし、決してこれはポルティモネンセにとって悪いものではなかった。アレックスが早いタイミングで上がってくるため、その裏をカンデイアスが頻繁に破るようになったのである。
ポルティモネンセは前半から元々カンデイアスが反撃の起点となるという戦術が徹底されていた。中央を固めてギマランエスの攻撃を防ぎさえすれば、カウンターは前半以上に機能した。
47分にはカンデイアスのクロスをエンディアイが手で触ったことでPKを獲得するも、リカルド・ペッソアのシュートはニウソンに弾かれてチャンスを逃してしまう。
しかし試合を優勢に進め、79分にリカルド・ペッソアのフィードに途中出場のパトリックが飛び出し、エンディアイのハンドを誘った。これで得たフリーキックをペドロ・シウヴァが蹴り、左ポストに当たって弾かれたところにピレスが詰め、ついに逆転ゴールを決めたのだった。
ロスタイムにはカンデイアスが2枚目の警告を受け退場してしまったが、その彼にファンがユニフォームを要求。彼はにこやかに観客席に投げ入れ握手を交わす。この光景が全てを表す、会心の勝利だったといえよう。
(筆:Qoly編集部 K)