Rennes
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0-0
0-0 |
0
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Bordeaux
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中位争いの試合はお互いに少ないチャンスを生かすことが出来ずにスコアレスドローで終了した。どちらにも主導権を握った時間帯があったものの、得点機自体は少なかった。
レンヌがペースを掴んだのは前半の35分までと、65分以降。序盤はレンヌらしいサッカーが実現でき、前線の鋭いドリブル突破、早い攻守の切り替えによる押し込むサッカーが見られた。その鍵となったのは、モデストへの慎重なマークによって連携を作らせることなく、ピンチが少ない展開に持ち込めたため。
65分以降は、機能していなかったフェルフークを下げてルロワ、ルモワーヌを投入したことによって、ボールを前に運ぶ役割の選手を増やすことが出来たため。終盤はほぼ一方的に押す展開を作れたものの、得点は奪えず。終了間際にはダルマのスルーパスからルロワが飛び出し、キャラッソをもかわしてシュートチャンスを迎えたが、角度のないところからであったため決めることが出来なかった。
一方、ボルドーがペースを握ったのは前半35分以降と、後半の序盤。元々は「モデストに縦パスやロングボールを入れて、そこからの連携を狙っていた。しかし最初はレンヌの守備によってモデストの基点を潰されてしまい、速攻が機能しなかった。
前線に人数がかかれば良くトレーニングされた速いパス交換でチャンスを生み出せたが、その場面も片手で数えるほどもなかった。
しかし前半の終盤からはレンヌの運動量が落ちたことで徐々に中盤にスペースが生まれ、前述の「前線に人数がかかる」場面が創出できるようになった。さらに後半になると、攻撃のシステムを一変させてペースを掴む。チーム全体がモデストへの楔のパスを諦めたのだ。逆に彼を囮にすることによって、周囲にスペースを作り、モデストを経由せずとも裏を狙って飛び出すというシステムに変更したのだ。
これがボルドーに力を与え、後半の序盤はほぼ一方的な展開に持ち込むことが出来た。しかしルモワーヌの投入に対応できなかったことに加え、67分にモデストと交代させたディアバテが無駄に動いてボールを受けようとし、囮の役割を投げ捨ててしまった。そのためペースを失い、こちらも優位な時間を生かせなかった。
(筆:Qoly編集部 K)
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