ガンバ大阪 | 3 | - | 1 | ブニョドコル |
遠藤 ラフィーニャ(PK) ラフィーニャ(PK) |
14' 58' 77' |
88' |
ソリエフ |
|
今季が始まって6試合未勝利という泥沼の立ち上がりとなっていたガンバ大阪。しかし先日の監督交代の効果は表れた。Jリーグではドローに終わったが、ACLではブニョドコルを相手に3得点をあげて今季初勝利を収めた。 課題はありつつも、内容もかなりの向上を見せていた。何よりも遠藤が低い位置でボールを収めることが出来、その前方で人が動いているという状況を作れることが大きかった。 回して時間を作りつつ、空いた時に遠藤に渡せば必ず前線に送ることが出来、チーム全体が押し上がる。攻撃に人数が掛かるとともに相手を押し下げることに繋がり、ディフェンスの力不足、連携不足をカバーすることができた。 14分に左サイドでボールを動かし、ラフィーニャとのワンツーでコースを空けた遠藤がミドルシュートを決め、先制点を奪取。その後、ブニョドコルが遠藤の周辺に人数を集めてパスコースを寸断してきたことからボールを前に持って行けなくなり劣勢になったものの、審判の判定と相手の決定力不足に助けられた。 そして、時間が進むごとに徐々に遠藤をわざと使わないでボールを動かす形にシフトし、攻撃力は減少したものの完全に劣勢な状況からは脱出することに成功。56分にはカリモフのハンドでPKを獲得して追加点も奪取した。 さらに76分にも途中出場の佐々木のインターセプトから佐藤がファウルを誘って2度目のPKを奪取。ラフィーニャのシュートは一度ネステロフに弾かれたが、ブニョドコルの選手が早くペナルティエリア内に入ってきたとしてやり直しという判定に助けられて3点目を獲得。その後終了間際にソリエフのヘディングで1点を返されるも、GL突破に望みを繋ぐ大きな勝ち点3を得る事に成功した。 |
天津泰霎セ | 0 | - | 3 | 名古屋グランパス |
24' 49' 73' |
藤本 玉田 永井 |
|||
第1節、第2節と引き分けが続いた名古屋グランパスも、ガンバ大阪に続いて3つのゴールを奪い勝利を収める事に成功。グループ首位に立った。 天津は今シーズンの開幕時は非常にコンディションが良く、縦に早い展開から人数が掛かった攻撃をし、高い位置からプレスをかけるプレーを実現できていた。しかし今日の立ち上がりは、名古屋をリスペクトしすぎたのか消極的な戦術であった。 長いボールは入ってくるがそこから人数をかけないため怖さが乏しく、さらに飛び出しに対応できない最終ラインがズルズルと下がるため全体が間延びする。ファウル覚悟のラフタックルで誤魔化しているだけであった。 ペースを掴んだ名古屋は前半のうちに先制点を奪取する。バイタルエリアにダニルソンがドリブルで侵入してパス、玉田がフェイントから左に展開。スペースに入っていた藤本がキーパーの位置を利用した見事なループシュートを決めてネットを揺らす。 後半はラインを上げてきた天津に対し最終ラインがミスを頻発させてピンチも多かったが、相手の決定力不足に助けられて無失点。逆に49分に玉田、73分に永井がカウンターから得点を追加。結果的には0-3と敵地で完勝を収めた。 |
(筆:Qoly編集部 K)
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ