Qolyでは今回、それぞれ違うチームを応援している4人のフットボールファンの方々をゲストに迎え、中間戦を迎えつつあるプレミアリーグに関する討論企画の様子をお届けします。

司会進行は 結城康平(@yuukikouhei)。参加者は タカク(@tkq12)さん、 db7(@db7seven)さん、 Sakeshiy(@szakekovci)さん、 広澤利規(@toshikihirosawa)さん。

その(1)へ戻る、 その(2)へ戻る、 その(3)へ戻る、 その(4)へ戻る

【ウエストハム:絶好調。すすめ、ビッグサム軍】

結城「俺達のビッグサム」

タカク「 素晴らしいよね、この数字」

db「得失点差+10ってのは、上々のスタッツですよ」

Sakeshiy「すげー強かった」

広澤「良いサッカーしてんな、という感じ」

Sakeshiy「 ものすごい勢いで奪ってくるんですよね」

タカク「今年も放り込んでんの?」

Sakeshiy「放り込んでますね」

結城「スタッツだけ見れば、ショートパスは昨シーズンより減っていたはずです」

タカク「ダウニングトップ下やってるんでしょ?」

Sakeshiy「ダウニング、ダイヤのトップ下ですよ。確か、 チャンス作った数がリーグ1位のはず」

結城「ダウニングに関しては、今季前半、プレミアのベストプレイヤーとして推したい。彼の良さは、攻撃も勿論なんですけど守備。ボランチをマークするのが凄く上手くて、キ・ソンヨンなんて何もさせて貰えなかった」

タカク「そんな守備うまかったっけ?」

db「クロスマシンの印象しかなかった」

結城「なんか解らないけど、めちゃくちゃ上手くなりましたね。ウエストハムのプレッシングの司令塔になって、彼の動きに連動してチームがボールを奪い取って行くという。一時期のギグスのような、経験に裏打ちされた守備スキルです。キックは相変わらずチートに正確ですし」

db「前線の面子が結構変わってるのに、結果を出し続けてるってのは脅威だよね。ダウニング。」

Sakeshiy「キャロルは戻ってくると、やっぱりすごかった」

タカク「また2月くらいに離脱するけどね」

広澤「ダウニーの倍キャロルに払ってるのに!!」

結城「今季は後ろも良いからね」

広澤「ソングがいいんですよねえ」

結城「ガツガツと守備とかしてて、バルセロナ帰り感は全くないけどね」

タカク「ただ、ここはアフリカネーションズカップが。クヤテ、ソング、サコーは不味い」

結城「全員主力ですもんね」

Sakeshiy「どっちにしろ3人抜けると、かなり不味いですよね」

db「逆に見れば、そこを乗り切れば」

タカク「がたがたっと負けが混んで、帰ったらビッグ・サムいない、みたいなのは最悪のシナリオ」

結城「確かに。一番怖いのは、オーナーと仲が悪いせいで突然ビッグサムがいなくなること、ですね。後釜にピューリスとか据えればいいけど、そんなまともなことは起きないだろうし...謎のスペイン人監督とかになったら、目も当てられない」

Sakeshiy「トップ下サラテとかやっちゃったりするタイプね」

結城「ポジェ息子とかも使っちゃう感じですね」

db「マージ―サイドとノースロンドンで、この辺りを争うっていう感じになりそうだね」

タカク「でも、中盤が抜けたとしてもノーランいるんだ、ベンチに。それは豪華だなあ」

結城「今年のウエストハムの層は、若手が多いセインツとは別格に厚いですからね。コリンズ、デ・メル辺りも、十分にレギュラーに食い込める選手。カールトン・コールも短い時間なら、まだまだ力を発揮出来ますし。彼が3番手のCFにいるってのは、凄く豪華ですよ」

Sakeshiy「スカパーのプレビューで『アラダイス軍の軍曹ノーラン』って言ってたのは笑った」

結城「すすめアラダイス軍という感じでしょうか」

タカク「補強とかは、噂あるの?」

結城「FWと中盤は、噂有りますよねえ。バレンシアのスペイン人MF、ハビ・フエゴに接触しているとかいう話がありましたね」

タカク「ビッグサムのチームにスペイン人MFって、わくわくするよね」

Sakeshiy「いやでも、アラダイスは『イバンカンポを使いこなした男』ですから」

結城「中田とオコチャの上を、飛び交うボール、っていう」

【次ページ】ユナイテッド:ファン・ハールの遣り繰り