先週末に行われたチェルシー対バーンリー戦でのある出来事が大きな話題となっている。
Ashley Barnes lucky to still be on the pitch after this shocking challenge on Matic
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— Eurosport.com (@EurosportCom_EN)
2015, 2月 21
69分、バーンリーFWアシュリー・バーンズが行った危険なタックルに対し、チェルシーMFネマニャ・マティッチが激昂。バーンズを倒してしまいレッドカードが言い渡されたのだ。
バーンズのファールの危険性、そのバーンズにイエローカードすら出されなかった事実、そして相手選手を倒したもののファールを受けたマティッチだけが退場という不公平な措置―。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督のコメントが印象的だった。
この試合を「4つの構成要素に分けられる」と話し、それらは「30分、33分、43分、69分」と説明。その意図については言及しなかったが、これらの時間帯はバーンリーの選手によるファールがあったと思われる時間帯であり、これは明らかに主審を務めたマーティン・アトキンソンへの批判であった。
ドローという事実以上に話題となっている今回の一連のムーブメント。チェルシーは各インターネットメディアでも、徹底した主張を見せている。
こちらは、チェルシーの公式Twitterアカウントによる投稿。
モウリーニョ監督があげた「4つの要素」を静止画で紹介している。また、このツイートに対して「固定」という対応を取っており、今このアカウントを検索するとまずはこのツイートが表示されるようになっている。つまりこれは、彼らの「主張」だと読める。
公式HPもバーンリー戦での判定およびアシュリー・バーンズのファールを徹底的に紹介。赤く囲ったものがそれにあたるが、中段左の記事も、マティッチのレッドカードに対するティボー・クルトワのコメントだ。
これらの記事の中では、ミックスゾーンでインタビュー以上に『BBC』の『Match of the Day』や『Sky Sports』の『Goals on Sunday』といったTV番組で紹介されたアシュリー・バーンズに向けてのコメントが優先して伝えられている。公式HPが、自チームの選手のコメント以上に相手選手のふるまいにフォーカスした記事を連続で伝えるのはそうあることではない。
アシュリー・バーンズのファールはそれほど危険なものであり、それに対する適切な措置が下されるべきとの判断がクラブ側にもあるようだ。