欧州U-17得点王、プロ4戦目で初ゴール

2008年に17歳でプロ契約。同年行われていたUEFA U-17選手権に5試合で4ゴールを決め、得点王に輝くとともにフランス代表の準優勝に貢献したという実績を持っている。

2009-10シーズンの開幕から間もない9月のトゥールーズ戦、リーグ・アンの舞台でも彼は才能を見せつけた。

1点ビハインドのハーフタイム終了後にマテュー・ボドメルと代わって投入され、バフェタンビ・ゴミスと2トップを組んだタフェル。

精力的な動きでトゥールーズの守備を翻弄し、52分にアリ・シソコのクロスをニアで合わせ、値千金の同点ゴールを決めた。

プロ4試合目にして初ゴールを記録し、輝かしい未来に向けて歩き始めた……かに思えた。ところが、結局これがリヨンでの最初で最後のゴールとなったのである。

2010年には出場機会を求めてトゥールーズへのレンタル移籍を選択するも、活躍を見せられず、買い取りオプションも行使されずに終わってしまう。

そして2010年のUEFA U-19選手権、2011年のU-20ワールドカップでは怪我もあってサブに降格。

彼の前に立ちはだかったのは、皮肉にも同じリヨンユース出身、同じ年に生まれたアレクサンドル・ラカゼットであった。

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