4例目:2014年の徳島ヴォルティス

第1節 鳥栖 5-0 徳島
第2節 徳島 0-2 C大阪
第3節 横浜FM 3-0 徳島
第4節 徳島 0-2 柏
第5節 広島 3-1 徳島
第6節 徳島 0-4 川崎F
第7節 神戸 3-0 徳島
第8節 徳島 0-4 清水
第9節 徳島 1-2 新潟
第10節 甲府 0-1 徳島(連敗ストップ)

▼開幕から9連敗スタート
→18位でJ2降格

調べてみた結果、J1開幕5連敗を喫したチームが降格する可能性は「50.0」%。

1999年の京都と2002年の東京Vは開幕からの連敗数を「5」から「6」でストップさせ、その後勢いを取り戻し、残留を成功させている。

一方、2011年の福岡と2014年の徳島は開幕からなかなか結果が出ず、ともにJ1ワースト記録となる9連敗をマーク。長いトンネルから抜け出すことができず、結局シーズン後にはともにJ2降格となった。

京都や東京Vの例を見ると、「開幕5連敗」というのはまだまだ挽回可能な状況であるようにも感じられる。重要なことは福岡や徳島のようにズルズルと行かないことであり、次節の神戸戦で勝利すれば逆転での残留にも光明が差しそうだ。

しかし、京都や東京Vが残留した当時は2ステージ制が採用されており、両者はともに2ndステージで立て直したという違いがある。まだ評価するのは早いものの、「50%」という確率は実に不気味なデータと言えよう。

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