原 博実(Jリーグ 副理事長)
「だから担当の人は1月1日の決勝戦が終わって、その直後からブワーッといろんな条件を入れてって、日程くんに出させる。
そうすると、いろんな条件があるよね。
『ACLがあるからここはダメです』、『このスタジアムはここは取れないからダメです』、『ここは雪国はダメです』って。
そのなかでホーム、アウェイともに3試合連続はダメっていう大きな決まりがあって、いろんな条件を入れていくと出来ないわけだ。
出来ないから各クラブにまた連絡して、『これだけ出してきたけど、これを削ってくれないと組めない』って言って削ってもらって、またそこに入れてやってる」
開幕カードを先に発表することで世間の注目を集める目的と、それ以外にも確認しなければいけないことが山のようにあるのだという。
原氏によれば、今シーズンから金曜日にも試合が行われるようになったため、その試合配分(同じチームが金曜日にばかり試合をしない、あるいは金曜日のアウェイゲームが続かないよう)にも気を使ったのだそう。
担当者は天皇杯の決勝が終了後から、ほぼ休み無しで今日まで来ているのだそうだ。
ちなみに、Jリーグの日程を組むソフトはお馴染みの「日程くん」。原氏によれば日程くんはメインとサブの二台あり、意外にも小ぶりでサイズはボール2つ分くらいだそう。
【厳選Qoly】日本代表の2024年が終了…複数回招集されながら「出場ゼロ」だった5名