13-1

2019年11月24日
2019シーズン J2リーグ第42節
柏レイソルvs京都サンガF.C.

まずは、多くのJリーグファンに記憶されているであろうこの試合。2019年のJ2最終節において、柏レイソルがマイケル・オルンガの8得点などで13-1というとてつもない勝利を飾った。

前半のスコアは4-1。しかし中田一三監督率いる京都サンガは、最終節を迎える時点で7位となっており、J1参入プレーオフに出場できる「6位以内」に入るためにはこの試合、勝利が絶対条件だった。

京都は後半から多くの選手を攻撃に割き、後ろにほとんど人を残さない“スクランブル状態”に。しかし、翌年のJリーグでMVPに輝く“怪物”オルンガに対してこの作戦は無謀でしかなかった。

案の定、次々と柏がゴールネットを揺らし、終わってみればJリーグ新記録の1試合13得点(※両チーム合計14得点も歴代最多)。すでにJ2優勝とJ1昇格を決めていた柏がホーム最終戦に花を添える結果となった。

WINNERでは、ホームチームが4得点以上して勝利した場合はすべて「その他のホーム勝利」となる。大勝の予感がある試合は迷わずこの選択肢を選びたい。

3-4

2021年3月20日
2021シーズン J1リーグ第6節
北海道コンサドーレ札幌 vs ヴィッセル神戸

「4点差からの逆転」が過去一度もないJリーグだが、「3点差からの逆転」はトップディビジョンのJ1だけでも過去に9回発生している。最近そんな“奇跡”が起こったのがこの試合だ。

前半終了間際から後半開始直後にかけての45分、45+8分、46分、ゴールを立て続けに決めた北海道コンサドーレ札幌のアンデルソン・ロペス(現横浜F・マリノス)がハットトリックを達成。勝負は決したかに思われた。

しかし、三浦淳寛監督率いるヴィッセル神戸は53分に山口蛍が1点を返すと、今やセルティックのエースストライカーとなった古橋亨梧が57分、67分と連続ゴールで同点に追いつく。

そして86分、佐々木大樹のドリブルから、最後は再び山口。この日2点目となるダイレクトのミドル弾を突き刺し、アウェイの地で見事に試合をひっくり返した。

WINNERであれば「3-0」から「3-1」「3-2」と、当せんスコアが次々に変わっていくアツすぎる展開!

最後は「その他のアウェイ勝利」で決したことを考えると、予想では“推しチーム”のことだけでなく相手チームの反発力なども大いに考慮する必要がある。