今回のデザインのベースとなっている1982-83シーズンのアウェイモデルだが、実は当時はファンに不評だったユニフォーム。グリーンが不人気だったようで、わずか1シーズンのみでお役御免となったものだった(当時は原則的に一つのユニフォームを2シーズン使用)。

左側はその82-83アウェイユニフォーム。これは数年前に発売された復刻版で、オリジナルのサプライヤーはUmbroだった。ちなみに昔のキャノンロゴは砲身が左向き。

また、今回の襟部分にはクラシカルな“AFC”ロゴを配するが、これは画像右の1990-92ホームユニフォームの再現とも言える。

82-83モデルを“復活”させた理由は、そのデザインにあるという。現代のファッションとシームレスに融合するファッション性が評価され、今回の起用につながった。

当時は不人気だったデザインが40年以上の時を経てお洒落デザインとして再登場とは興味深い。ちなみに82-83アウェイモデルは生産数の少なさも手伝い、現在ではカルト的な人気の一着となっている。

【関連記事】エンブレムの新デザインが「かなり嫌われた」8つのチーム

新サードユニフォームは男女チームが着用する。現時点では女子チームが10月の試合で最初にお披露目の予定だが、UEFAチャンピオンズリーグの組み合わせ次第では、男子チームが9月のグループステージから使用する可能性もあるという。

レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

【厳選Qoly】予選メンバー外も…まだ「パリ五輪行き」があり得る国内の5名

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら