0-2で敗れたロストフのヴァレリー・カルピン監督は、試合が強行されたことに激怒していた。
「秋春制に切り替えた目的は何だ?
(天候のせいで)29節と30節を11月に開催できない、延期する余地がないからだと言う。
いまは(来春に)延期する余地がある。この混乱の意味は何だ?
なぜ秋春制に変えたんだ?こんなクソを見るためか。
レフェリーからは何の相談もなかった。彼には誰がプレーする判断を下したのかを尋ねた。
PK判定のことなどどうでもいい。今日起きたことのほうが大事だ。
今日起きたことはサッカーを殺すこと。こんなもの誰が必要とする?外国人はこんな天候でプレーするのを好むと思うか?
(試合中)何も見えなかったか?くだらんことを聞くな。今日はノーチャンスだった。サッカーについて聞くことがあるか?
なにがサッカーなのか。どんなバカがプレーする決断をしたのか、どんなバカ野郎なんだ?
やつらは何をしてるんだ?サッカーを殺すのか?
控えめに言っても、ロシアのサッカーはあまりよろしくない。やつらは誰を喜ばせたのか、誰がこの試合を楽しんだのか」
ロストフMFダニール・ウトキンも「こんなのサッカーじゃない。なぜ相手はFKから得点できたかったのかね。見えなかったのにな!雪が目に飛び込んできて、何も見えやしない!」とこぼしていた。
また、ハーフタイムのインタビューに現われたロストフGKが雪まみれだったこともネット上でネタになっているとか。
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ロシアリーグは2010年までは3月~11月に開催する春秋制だったが、2010年から秋春制に変更した(氷点下になる12月中旬から3月までは休み)。
ロシア1部リーグのアレクサンドル・アラエフ会長は、モスクワでの試合後に第18節を来春に延期する可能性を口にしている。