「長年、中国サッカーは回り道をしてきた。一刻も早く結果を出そうと躍起になった結果、金満サッカーを実施したからだ。
確かにリーグは活況になり、代表チームは世界的な有名監督を招聘し、帰化選手のレベルも高かった。だが、それは中国サッカーを一種の性急な雰囲気にさせただけでなく、その後のサッカー界の汚職事件にもつながった。
そして、彼らはサッカー界の法を尊重しないため、この数年間は中国サッカーは空想にふけり続けており、それによって中国サッカーの基盤は弱体化している。長期的に渡ってユース育成に重点が置かれていなかったため、中国サッカー全体が若手不足・成功不足に陥っている。
東南アジアチームの継続的な進歩を目にして、中国サッカーはこの痛みから学ぶ必要があり、ユース年代のトレーニングシステム再構築に本当に注力しなければならない。そうでなければ、中国サッカーの未来はますます狭いものになるだろう」
中国の習近平主席はサッカー好きとされており、中国リーグが破格のマネーで世界的スターを爆買いした時期があった。だが、それはもはや過去のものになり、中国リーグの勢いは消え去り、中国サッカー界は汚職に揺れている。
昨年末には習主席が「(中国がタイに勝ったのは)まぐれの要素が大きい。なぜなら、我がサッカー代表チームは…彼らのレベルはよく分からないから」とタイ首相に漏らしたことも話題になった。
同紙は、中国が育成年代を重視してこなかったつけがめぐってきたと指摘しているようだ。