かつてマンチェスター・シティなどでプレーした元イングランド代表MFジョーイ・バートン。
サッカー選手として確かな才能があったものの、劣悪な環境で育ったこともあり、数多くの暴力沙汰を起こした札付きのワルでもあった。
アカデミー選手の瞼に煙草を押し付けたり、争いを仲裁にしようとしたリチャード・ダンを骨折させたり、練習中に同僚ウスマーヌ・ダボの顔面を殴って網膜剥離させるなど悪行の限りを尽くした。
『BBC』によれば、42歳になったバートンの裁判が始まったという。
彼は2021年6月に妻ジョージアさんを暴行した容疑に問われている。
子供たちが2階で寝ている間、夫婦は友人たちと酒を飲んでいたが、口論から殴打に発展。きっかけは、バートンがジョージアさんの父や兄妹と喧嘩すると脅したことだそう。
判事は、家族の問題について言葉の不一致があった後に、妻を掴んで床に倒すと頭を蹴ったとしている。バートンは仲裁しようとした友人を投げ飛ばすと、「俺をなめるな」と言い放ったとも。
その後、妻が「夫に殴打された」と警察に通報。法廷ではジョージアさんが涙声で「家のなかで殴られた」と通報した音声も流されたとのこと。