毎週木曜日に『DAZN』で新作が公開されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回はゲストに元日本代表FWのハーフナー・マイクを招いて、開幕が近づいているJリーグのキャンプ特集などのコーナーを放送していた。
その中で、この冬ポルティモネンセとの契約を解除してフリーエージェントになったGK中村航輔の話も。
内田篤人自身もシャルケ04を退団するときにはクラブとの契約を解除していたことがあったため、それは「ありがたいことだ」と話していた。
内田「これ、本来なら移籍金が発生するものなんです。彼(中村航輔)がチームにもたらした功績や信頼感があるから、契約解除にしてくれたんだと思います。
僕がシャルケ04を退団するとき、当時のドメニコ・テデスコ監督は『君は1年プレーしていないから、戦力としては見ていない。チャンスがないとは言わないけれども、プレーしたほうがいい。移籍したほうがいいんじゃないか』と言ってくれたんですよ。
『いや、でもオレは移籍金が発生するし、そんなに簡単に退団できるかどうかはわからない』と答えたら…。
『これだけシャルケのためにやってくれたんだから、そこは契約解除でかまわない。移籍金なしで好きなところに行ったほうがいい』って言ってくれた。それにすごく感謝してる。
だから、中村選手のチームへの功績や信頼感を評価してくれたんだと思うし、両方にとって良い契約解除なんじゃないかなと」
クラブにとっては給料の支払いを削減でき、選手にとってはフリーの立場で移籍先を選ぶことができる。お互いにリスペクトがあってこその契約解除であり、中村航輔が評価されていた証であるとのことだ。
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なお、中村の移籍先について内田篤人は「長崎とかいいんじゃないかな…お金的にも未来的にも」と語っていた。