元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスがメキシコ1部(リーガMX)のCFモンテレイに加入する可能性が浮上した。30日、『ESPN』が伝えた。

2005年にレアル・マドリー(ラ・リーガ)へ加入し、5回のリーグ優勝と4回のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たしたラモス。2021年にはリーグ・アンのパリ・サンジェルマンへ移籍した後、2023年には古巣のセビージャ(ラ・リーガ)へ帰還。昨夏にチームとの契約が切れてからは、無所属の状態が続いている。

モンテレイのアントニオ・ノリエガ会長は「彼(ラモス)はリストに載っている。他の候補選手たちの中でも現実的な選択肢だ」と獲得を示唆したうえで、「他の人たちとも交渉中だ。補強の選択肢はいくつかある」とコメントした。

今月初めにDFカルロス・サルセドが前十字靭帯損傷で離脱したことを受けて、リーガMXクラウスーラ(後期リーグ)に向けて守備陣の強化を図っているモンテレイ。マルティン・デミチェリス監督は「実現することを願っている」とラモスを歓迎すると述べた。

「リーガMXにとっても、モンテレイにとっても名誉なことだ。(移籍が)実現することを願っている。セルヒオのような経歴、個性、実力を持つ選手がわれわれのチームに加わってくれることを望む。クラブはもう一人の選手をチームに加えられるように、懸命に取り組んでいる」

レアル・マドリーを離れた直後に輝いた5名

なお、『ESPN』はメディカルチェックを待つものの、クラブは原則合意に達していると報じた。夏に開催されるクラブワールドカップでは、J1浦和レッズと対戦予定のモンテレイは、ラモスの加入に注目が集まる。

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