ラ・リーガで首位に立つレアル・マドリーだが、1日に行われた第22節エスパニョール戦に0-1で敗れた。
ボールポゼッション76%を記録しながらも敗れた一戦では、審判の判定が物議を醸している。
後半15分、エスパニョールDFカルロス・ロメロがレアルFWキリアン・エムバペの後方からジャンピングタックルを敢行。
主審はロメロにイエローカードを提示しただけで、VARも介入せず。退場を免れたロメロは、終盤に決勝ゴールを決めたが、試合後に「あれはちょっと醜いタックルだった。謝った」と述べた。
『AS』によれば、スペインの審判技術委員会(CTA)は緊急の会合を開き、ルイス・メディーナ・カンタレホ会長は先週末に起きた審判団のミスを叱責し、怒りをあらわにしていたという。
エスパニョール対レアル戦の主審とVAR担当審判を含めて、1部・2部の審判12名ほどが処分される見込み。
エムバペへのタックルに対しては、VARが退場に該当しうる危険なプレーとして介入しなかったことが問題視されているようだ。
レアルは3日にエスパニョール戦での審判団の重大な行為についてスペインサッカー連盟に正式な不服申し立てを行ったと発表している。