バルセロナは、2日に行われたラ・リーガ第22節アラベス戦に1-0で勝利した。
ただ、20歳のMFガビが負傷交代を余儀なくされるアクシデントに見舞われた。
前半10分すぎ、ボールを競った際に相手MFトマス・コネクニーと頭部同士で衝突。2人はその場に倒れ込むと、その後に交代となった。
『Movistar』は、ガビとチームドクターとの会話内容を伝えている。
「今日は何曜日?」と聞かれたガビは「クソほど分からない」と返答。
「いま何時?試合の時間は?」と聞き直されると、「2時(14時キックオフ)」と今度は正確に答えた。
それでも、ドクターは「脳震盪だ」とハンジ・フリック監督に伝え、ガビの交代が決定。
ガビは交代に少し抵抗したが、同僚のラフィーニャからも「聞いてくれ、君は頭を打ったんだよ、ブラザー」と説得されていた。
3日、バルサはガビの状態について、「頭部を負傷したが、意識は失っておらず、検査でも異常がなく退院した。今後は経過観察となる」と発表。
アラベスも「コネクニーは退院した。数日中に怪我からの復帰に向けた治療を開始する」としている。