このところ多くの日本人選手が移籍して大きな話題になっているフランス・リーグアン。モナコの南野拓実、スタッド・ランスの伊東純也と中村敬斗に加え、関根大輝と古橋亨梧がこの冬に加入した。
そのスタッド・ランスが6日に戦うクプ・ドゥ・フランス(フランス杯)が、ベスト8の段階でとんでもないことになっているのだ。
4日にはCLでも上位に付けた強豪リールにダンケルク(2部)がPK戦の末に勝利を収め、ベスト8へと進出する。
5日にはトゥールーズを相手にギャンガン(2部)が0-2と敵地で完勝するという試合もあり、大きな話題になった。
さらに現在リーグアンで5位につけているニースが、ナショナル・リーグ2部(4部)を戦うスタッド・ブリオシン(通称サン=ブリュー)に敗れるという衝撃の結果も。
試合は55分にニースがトム・ロシェのゴールで先制するも、サン=ブリューが88分にウーゴ・ブダンの同点弾で追いつく。
続いて後半アディショナルタイム7分、勝ち越そうとするニースの攻撃を防いだサン=ブリューがカウンターに持ち込み、ウーゴ・ブダンが追加点!
劇的な決勝ゴールが決まったあと、「ジャイアント・キリング」を達成したサン=ブリューは喜びを爆発させた。
フランス杯の準々決勝8試合のうち7試合が終わった段階で、勝ち残った1部のクラブはわずか3チーム(ブレスト、PSG、アンジェ)。2部が2チーム(ダンケルク、ギャンガン)、4部が2チーム(カンヌ、サン=ブリュー)となっている。
関根大輝も来た!スタッド・ランスに所属した「世界的スター選手」
6日には伊東純也、中村敬斗、関根大輝のスタッド・ランスが5部のブルゴーワン=ジャリューと対戦する予定になっているが、果たしてさらなる「ジャイアント・キリング」を避けることができるだろうか。