V・ファーレン長崎は5日、DFモヨ・マルコム強志が、ポルトガル2部のポルティモネンセへ期限付き移籍することが決まったと発表した。

モヨ・マルコム強志は2001年6月3日生まれの23歳。イギリス人の父と日本人の母の間に生まれ、ガンバ大阪ジュニアユースから東福岡高校、法政大学を経て、2024年に長崎でプロ入りした。

1年目から14試合に出場すると、8月には藤枝MYFCへ育成型期限付き移籍で加入。ラスト10試合は累積警告で出場停止となった1試合を除きフル出場していた。

プロ2年目でさらなる活躍が期待されていたなか、ポルティモネンセでの挑戦を決断したモヨのコメントは以下の通り。

「この度、ポルティモネンセSCへ移籍することになりました。まず、V・ファーレン長崎に関わるすべての皆様、自分は長崎からプロキャリアをスタートし、昨シーズン移籍などもあり短い間ではありましたがありがとうございました。自分の夢を叶えるために、そして今の自分を大きく変えるためにこの決断をしました。支えてくれる周りの方々への感謝の気持ちを忘れず、自分を信じることが成功への道だと思うので、常に自分を信じ、大きく成長して必ず成功への道を切り拓きます。V・ファーレン長崎の皆様、本当にありがとうございました」

このオフに大型補強を行い、今季のJ1昇格有力候補と言えるV・ファーレン長崎にとっては、このタイミングで痛い戦力流出。

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