横浜FCは6日、2024シーズン限りで契約満了となっていたMF三田啓貴が、ポルトガル2部のUDオリヴェイレンセへ加入することが決定したと発表した。
三田は1990年9月14日生まれの34歳。FC東京のアカデミーから明治大学を経て、2013年にFC東京でプロ入り。2016年に期限付き移籍したベガルタ仙台で主力となると、2018年にはヴィッセル神戸へ移籍した。
神戸では背番号8番をつけたが、5月に元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの加入が決定。バルセロナ時代と同じ8番をつけることになり、Jリーグは急遽規約を改定。シーズン中の背番号変更が可能となったことで三田は8番から7番へ移った。
さらに、翌2019年には同じく元スペイン代表の大物FWダビド・ビジャが神戸へ加わることになり、7番がトレードマークのビジャのために今度は14番へと背番号を変更している。
2019年7月にFC東京へ復帰し、2023年からは横浜FCでプレーしていた三田だが、今回、34歳で初の海外挑戦を果たすことになった。
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発表を受けて自身のXに「頑張ってきます。日本の皆さんこれからも応援よろしくお願いします」と投稿した三田。
なお、オリヴェイレンセは、Jリーグ初のマルチクラブオーナーシップで横浜FCの系列クラブに当たる。