昨シーズン限りで現役を引退した長谷部誠氏。
日本代表ではキャプテンを務めるなど、歴代7位となる144試合に出場した。1月18日で41歳になった同氏は、ドイツのフランクフルトU-21チームと日本代表でコーチを務めている。
その長谷部氏のインタビューがフランクフルトのYouTubeチャンネルで公開された。
「(1月の)誕生日は日本にいたんですが、祝ったりはしませんでした。でも、娘は僕がドイツにいなかったことをすごく怒っていました(笑)」と話しており、一緒にいられなかったことに娘さんはご立腹だったとか。
また、ヨーロッパと日本のサッカーの違いで最も大きな点については、こう答えている。
「ヨーロッパのサッカーはすでに文化のようなものです。日本のJリーグは、創設されてまだ30年ほどです。
サッカーの内容はもちろん、フィジカル、デュエル、1vs1。そういった点がまだ日本とヨーロッパの間で一番大きな違いだと思います」
その長谷部氏は、ヴォルフスブルクでは鬼軍曹と呼ばれたフェリックス・マガト監督のもとでブンデスリーガ優勝を経験している。
ただ、マガト監督の指導は非常に厳しく、今の世代には合わないので少し調整が必要という話もしていた。
日本代表では森保一監督らコーチ陣と選手たちをつなぐ役割を担っているとしつつ、最大の目標は、フランクフルトのトップチームで監督を務めることだとも語っている。