U-20日本代表は17日、U20アジアカップのグループステージ第2戦でシリアと対戦し、2-2と引き分けた。
第1戦のタイ戦を3-0で快勝した日本。中2日で迎えたシリア戦では、初戦で警告を受けた塩川桜道らスタメン5人を入れ替えたほか、システムも4バック(4-2-3-1)から3バック(3-6-1)へ変更して臨んだ。
試合は10分、裏へのパスをモハマド・アル・ムスタファに流し込まれてシリアが先制。日本も24分、大関友翔のボレーで追いつくが、34分に強烈なフリーキックの跳ね返りをアハマド・スーフィに鮮やかに叩き込まれて再びリードを許す。
日本は後半頭から齋藤俊輔と土屋櫂大に代えて石井久継と神田奏真を投入。システムも4バックへ変更したものの、スピードと技術に優れ集中力も高いシリアをなかなか攻略できず。
しかし高岡怜颯や中川育など攻撃の駒を次々と入れると、85分、ゴール前の混戦から佐藤龍之介のパスを高岡がフィニッシュ。難しい展開を追いついた日本が貴重な勝点1を手にしている。
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再び2日で迎える20日のグループステージ最終戦、日本は韓国と対戦する。