17日に行われたU20アジアカップ。日本はグループステージ第2戦でシリアと対戦し、2-2と引き分けた。
試合は序盤から堅守速攻を得意とするシリアのペースで展開。1-2と1点のリードを許したまま日本は試合終盤を迎えたが、85分に追いついて引き分けに持ち込んだ。
貴重な同点弾を決めたのは、18歳の誕生日を迎える3月にプレミアリーグのサウサンプトンへ加入する日章学園高校FW高岡伶颯だった。
世代No.1ストライカーの嗅覚
途中出場で結果を出した #高岡伶颯
日本を救う同点ゴール‼️
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) February 17, 2025
左からのクロスに対して神田奏真が競り、こぼれ球を佐藤龍之介がラストパス。高岡が冷静にゴールへ流し込んだ。
第1戦のタイ戦に先発したものの、チームが3-0の快勝を収める中で無得点に終わり、この日はベンチスタートだった高岡。しかし、1点ビハインドの69分から出場すると見事に結果を残してみせた。
試合直後のフラッシュインタビューでの一問一答は以下の通り。
――途中出場での同点ゴールを振り返って。
「初戦でスタート(先発)からにもかかわらず得点を決めることができず、今回はサブからのスタートでした。
サブに慣れているじゃないですけど、自分の強みというのはやっぱり終盤にかけて、相手の嫌なところを突いていくことだと思ったので、アグレッシブにチームメイトにも声をかけて、自分にも言い聞かせて、その結果、1得点という形でした。
最終的にはもっと(チームを)勝たせられる選手が本当に上へ行くと思うので、まだまだ今大会は注目してほしいなと思います」
――次の韓国戦はグループステージ突破をかけた戦い。そこに向けての意気込み。
「個人としてなんですけど、U17アジアカップで韓国と決勝でやって、その時は出場することができませんでした。
初めて韓国と戦うことになるので、しっかりいい準備をして、自分らしさをどの場面からでも…スタートからでもサブからでもいい形で入って、この勝点1がいい勝点1とできるようにしっかり準備していきたいと思います」
気持ちの入った表情でゴールを狙い続け、得点後には喜びを爆発させた高岡。
10代の怪物!高校卒業後ヨーロッパ1部の強豪クラブに加入した日本人9名
今大会後に渡欧する17歳の点取り屋とともに、日本は中2日の次戦、準々決勝進出をかけて韓国と対戦する。