今季からセリエAのパルマでプレーしている日本代表GK鈴木彩艶。
チームは降格圏に低迷しているが、22歳の若き守護神はイタリアの地で評価を高めている。
16日のローマ戦では0-1で敗れたものの、驚異的な連続セーブが世界的な話題になった。
そうしたなか、イタリア紙『Corriere dello Sport』は、こう伝えていた。
「パルマがローマに敗れた試合で、間違いなく主役の一人となったのは鈴木だった。
彼は非常に野心的な選手。彼の夢は成長し続けること。彼のアイドルであるトッテナムGKグッリェルモ・ヴィカーリオのようなレベルに近づくために。
昨夏に750万ユーロ(12億円)の移籍金と250万ユーロ(4億円)のボーナスが支払われた鈴木は、プレミアリーグやブンデスリーガのクラブから関心が寄せられてきた。
成長の余地があるモダンなGKである彼は価値が上昇しており、次の市場で主役のひとりになるのは確実だ」
彩艶にはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、バイエルン・ミュンヘンなどの世界的ビッグクラブが関心を示している。
移籍金は4000万ポンド(76.4億円)以上ともいわれているが、今夏の夏移籍市場で去就が注目されることになりそうだ。