先日、レアル・ソシエダの久保建英が、UEFAヨーロッパリーグで決めたスーパーゴールが話題になった。

13日にデンマークのミッテュランに乗り込んで圧巻のシュートを叩き込んだが、気温マイナス2度と極寒。久保も「プロになってからこんなに寒かったことはないと思う」と語っていた。

『GSP』によれば、ルーマニアでも降雪でサッカーの試合に影響が出るほどの事態になっているとか。

特に、17日に行われたルーマニア1部のラピド・ブカレスト対ボトシャニ戦が話題になっている。

大雪のためにピッチが真っ白だったが、アウェイのボトシャニが白いユニフォームを着用したため、同化してほとんど見えなくなってしまっていたのだ。吹雪のなかで行われたこの試合は気温マイナス3度ほどだったとか。

『Digi Sport』はこう伝えていた。

「この試合の写真は議論を巻き起こした。なぜなら、アウェイチームの選手たちは、濃紺のサードユニフォームでプレーすることもできたのに、真っ白なアウェーユニでプレーしたからだ。

観客からほとんど見えない状況は明らかに不快だが、さらに悪いことに、それは避けられたはず。ボトシャニには、赤、白、紺の3つのユニフォームがある。

ラピドはチェリーレッドのホームユニフォームのままで、ボトシャニはサードユニでプレーできたはず。したがって、両チームにとって問題となる雪の中での視界不良は簡単に回避できたはずだ」

試合はホームのラピドが1-0で勝利。スタジアムの所有者であるラピドが、ピッチに赤いラインを引いたため、VARシステムも使用することができなかったという話もある。

視認性最悪だったユニフォーム事件ワースト11

同じルーマニア1部のブザウ対FCSB戦も雪が積もるピッチで試合が行われた。FCSBのスポーツディレクターであるミハイ・ストイカは、「雪の上で白のユニフォームでプレーするのはいい考えだ。相手から見えない。チームメイトからも見えなくなる。でも、聞くことはできる」と皮肉めいた投稿をしていたとか。この試合ではブザウが青、FCSBは赤のユニフォームを着用。FCSBが2-0で勝利している。

【厳選Qoly】中村草太も!2025シーズン絶対に注目して欲しいJリーグ最強の若手11人