AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)韓国1部蔚山HD戦開催前に深刻な体調不良により大会を辞退した中国1部山東泰山が練習を再開したようだ。
中国『望岳新聞』によれば、山東は23日に開催される中国スーパーリーグ開幕戦河南FC戦に向けて20日午後から練習拠点でのトレーニングを再開し、ゴールキーパー以外の選手23人がトレーニングに参加したという。
クラブの『微博(ウェイボー、中国版X)公式アカウント』によると「チームメンバーの深刻な体調不良により、医療チームは選手らがAFCチャンピオンズリーグエリートリーグ第8ラウンドの蔚山HD戦に出場するためのチーム編成が不可能であると診断した。私たちはこの件を深く後悔しており、AFC、蔚山HDフットボールクラブ、サッカーファン、そして社会のあらゆる分野の方々に深くお詫び申し上げます」という理由で試合開始2時間前にチームは大会を辞退していた。
試合開催前は予選リーグ8位と決勝トーナメント進出圏に入っていたが、試合目前での大会辞退にアジア各国で話題となっている。
そんな渦中の山東が翌日に練習を再開したため、SNS上では虚偽の理由で大会を辞退したのではないかと憶測が流れている。
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大会を運営するAFC(アジアサッカー連盟)が山東に対してどのような処分を下すかに注目を集めている。