先日、AFCチャンピオンズリーグ・エリートから撤退することを突然発表した山東泰山(中国)。

蔚山現代との試合直前の発表であったことに加え、これまで行われてきた山東泰山の試合結果がすべて抹消されることになり、大会全体に大きな影響を及ぼした。

『Reuters』の記事によれば、山東泰山はこの撤退によってかなり厳しい処罰を受ける可能性が高いとのこと。

少なくとも大会途中の放棄ということで5万ドル(およそ750万円)の罰金が言い渡されるほか、1シーズン以上のAFC主催大会への出場禁止が命ぜられるという。

さらにこれまで受け取った大会での賞金についても全額返還しなければならず、『163』によればそれは790万元(およそ1億6000万円)ほどであるとのこと。

もしベスト8に進出していたらさらに143万元(およそ3000万円)ほどが加わっていたとのことだが、それを放棄してでも山東は撤退に踏み切ることにしたようだ。

またこれらのボーナスの返還だけにとどまらず、試合が行われないことに対しての損失を補填しなければならない可能性が高いそう。

ファンが購入すると見込まれていたチケットの収入、またマッチスポンサーからの広告収入も失われているため、AFCから賠償金の支払いが求められるかもしれない。

実は日本代表も…大会から「追放や参加禁止」になったチーム

それは今後行われるAFCの懲戒委員会での話し合いによって決められるとのことで、その結果が注目されている。

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