マンチェスター・シティでプレーする24歳のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは、市場価値2億ユーロ(324億円)を誇る世界的スター選手だ。

レッドブル・ザルツブルク時代には南野拓実ともプレーした彼にダーティーなイメージはないが、『The Sun』が驚きの出来事を伝えている。

ハーランドがシティのマスコットを冗談交じりに殴ったことで警察沙汰になったという。

後頭部をぶたれたマスコット役の女性は鞭打ちと脳震盪の症状に襲われ、病院に運ばれたそう。

その後、クラブの調査でハーランドは潔白とされたが、シティは大卒の当該女性との契約を更新せず。

彼女は警察に被害を訴え、傲慢なシティがハーランドを守るために隠蔽工作をしたと非難している。

女性は昨年6月からシティで日雇いで働き始め、試合日にはマスコット役で1回につき100ポンド(2万円)を得ていた。

だが、昨年10月のサウサンプトン前に写真撮影のためにポーズをとった際に後頭部を2度殴られたという。

ショックで泣いてしまったという女性は、シティの保安責任者に訴えたものの、笑い飛ばされてしまったそう。その後、彼女は嘔吐し、首と頭に痛みを感じて検査を受けたが、CTスキャンでは損傷はなかった。

一方、調査の結果、ハーランドが彼女の負傷の原因ではないと結論付けられたそう。女性はチケット売り場の職務に戻ったが、昨年12月に契約更新はないと告げられた。

彼女は「もしチャンスが与えられていれば、アーリングはきっと私に謝罪したでしょう。しかし、彼らはただそれを隠そうとしただけ」とシティの対応を非難している。

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ただ、警察はハーランドに悪意はなかったと彼女に伝えたそうで、それ以上の措置は講じず。シティも「徹底的に調査したが、ビデオ映像を含む証拠のどれも、申し立てられたような方法で負傷したという主張を裏付けるものではなかった」としている。

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