伊東純也、中村敬斗、関根大輝の日本代表トリオが所属するフランス1部のスタッド・ランス。
29日のリーグアン第27節マルセイユ戦に3-1で勝利し、昨年11月以降16試合試合ぶりのリーグ戦白星を手にしている。
中村は前半29分に先制ゴールを奪取。ペナルティエリア内でボールを受けると相手をはがしつつ、ファーへのシュートが相手GKの腕を弾き飛ばしてゴールネットに突き刺さった。
『Maxifoot』は「ランスの今季最高選手が、美しくタイトなシュートで先制点を奪う。また、触れた数少ないボールタッチでも素晴らしいプレーを見せ、後半の2点目もアシスト」として、中村に7.5点の評価を与えていた。
前節ではスタメン落ちだった伊東は先発に復帰し、関根は終盤から投入されている。
一方、3位につけるマルセイユだが、これで3連敗。
MFヴァランタン・ロンジェは「チャンピオンズリーグに出場して2位になるという目標を達成したいなら、このような重要な試合でこんな態度は許されない。相手を倒し、すべてのデュエルに勝つという意欲が必要だが、今日は走ること、動き、努力の面でそれに達していなかった。チャンピオンズリーグが目標なのに、なぜなのか理解できない」とコメント。
MFアドリアン・ラビオも「チャンピオンズリーグに出場するために戦いたくない選手たちを見ているように感じた。複雑な気持ちで、何と言っていいか分からない。カウンターアタックやセットプレーが相手の武器だとわかっていたにもかかわらず、止めることができなかった。もし出場したくない選手がいるなら、試合前にそう言えばいい。なぜピッチ上でもっとハングリーさを示さないのか理解できない」とこぼしていた。