オランダの名門フェイエノールトに所属する日本代表FW上田綺世。
ライバルだったメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスが冬に退団したため、本格的な活躍が期待されているが、今季は怪我による離脱もあり、なかなか本領を発揮できていない。
3月20日の日本代表戦で負傷した上田は、5日のAZ戦でフェイエノールトの戦列に復帰した。ただ、ハンス・クラーイ氏は、『ESPN』でこう話していたそう。
「アルネ・スロットとロビン・ファンペルシーはどちらも上田にとても魅了されている。
スロットが去る前に、上田はヒメネスの代わりを務める準備ができていると言っていた。だが昨日は、本当にひどかった。
本当にひどかった。センターバック2人に背を向けてプレーしていただけ。昨日はフェイエノールトを助けられなかった」
フェイエノールトを率いたスロット監督(現リヴァプール)とファンペルシー現監督は上田の能力を高く評価しているが、クラーイ氏はAZ戦のプレーは論外だったと酷評していた。
65歳のオランダ人であるクラーイは、現役時代はディフェンダーとしてプレーし、その後、複数クラブで監督を務めた人物。