一部チームを除いて、開幕から9試合を消化したJ1。昨季初のJ1で3位と躍進した町田ゼルビアが首位に立っている。
そうしたなか、昨季限りで引退した元日本代表FW柿谷曜一朗がDAZNのやべっちスタジアムに出演。「ここまで想像していた以上にいいチーム」を聞かれると、湘南ベルマーレを挙げていた。
「いつも下位というか、あまり上位にこないチームですけど、選手が常に引き抜かれているので難しいシーズンが多かったんですけど、今年は特に前の二人が残ったので。
全体的にバランスはいいんですけど、鈴木選手と福田選手の2人は今のJリーグでちょっと抜けてるなと、特に日本人のなかで抜けてるなってイメージがあって。
開幕からどうなるかなと思っていたら、その通り活躍してくれたので。福田選手が今年よすぎて…、まず、E-1は絶対呼ばれてほしいですね!」
ここまで9位につけている湘南の攻撃を牽引するのは、21歳の新10番鈴木章斗と24歳の福田翔生。2人は昨季ともにシーズン10ゴールとブレイクしたが、今季もここまで3ゴールを奪うなど活躍を見せている。
日本史上屈指の天才だった柿谷から見ても、2人は他よりも抜けた存在だとか。8大会連続でワールドカップ出場を決めた日本代表は、7月にE-1(旧東アジアカップ)を戦うが、そのメンバー入りも推していた。
福田は名門・東福岡高校からFC今治、Y.S.C.C.横浜を経て、2023年夏に湘南へ電撃移籍。当時J3で11ゴールを叩き出していたが、いきなりJ1に引き抜かれたことが話題になった。ユース世代を含めて日本代表経験はない。