6日、プレミアリーグ第31節トッテナム対サウサンプトンの一戦が行われ、サウサンプトンは1-3で敗北した。
”セインツ”の愛称で親しまれ、日本代表DF菅原由勢も所属しているチームは、この敗戦によりプレミアリーグからの降格が決定。
7試合を残しての降格決定は史上最速の記録となった。
試合後、サウサンプトンのキャプテンであるジャック・スティーヴンスは、不名誉な記録を残したチームについてコメントした。
スティーヴンスは、クラブ公式サイトに掲載されたインタビューにて、「私たちにとって本当に難しかった。今シーズンは十分でなかったことは分かっている。ロッカールームではみんなが失望しているよ」と語り、シーズンを通しての自チームの不調を嘆いた。
同選手は、「今日降格が決まる可能性があったことは分かっていた。それでも、私たちは良い結果を得たかったし、試合に勝ちたかった。しかし、残念ながらそれはできなかった。昨シーズン2部からの昇格を決め、本当に高い期待を持ってプレミアリーグに戻ってきた。だが、私たちはそれをはるかに下回っている」と失望を語っている。
降格決定は、「選手にとってもファンにとっても本当に辛いこと」と述べるスティーヴンス。
降格が決まっても選手を鼓舞し続けたファンについては、「彼らはシーズン中ずっと一緒にいてくれた。信じられないほどだ。今日のようなことは経験したことがない。彼らがどれほどフラストレーションを感じているか。私たちと同じように失望しているはずなのに、あんなにも声を張り、励ましてくれるなんて。あの声はチームの全員に届いたし、彼らには本当に感謝しかない」と語り、ファンへの感謝を述べた。
最後に、スティーヴンスは「今シーズンは十分ではなかったことを理解し、来シーズンは新たなスタートを切る必要がある。プレミアリーグ復帰に向け、今から取り組み始めなければならない」と語り、プレミアリーグ復帰に向け、気持ちを切り替えた。