日本代表MF田中碧が所属するリーズは、英2部で熾烈な昇格争いを展開している。

8日のミドルズブラ戦では田中のゴールが疑惑の判定で取り消されるも1-0で勝利し、首位の座を奪還した。

『Yorkshire Evening Post』によれば、田中は試合後に涙していたそうで、ダニエル・ファルケ監督がその理由を説明していたそう。

今季好調だったリーズだが、ミドルズブラ戦までは3試合連続引き分けとやや停滞気味で、試合後にサポーターが監督や選手に不満をぶつけるシーンもあったという。

「彼だけでなく、選手全員に言えることだが、若い個人であり、我々は英国で最も感情的なクラブのために働いている。

それは本当に本当に難しいことだ。先週、外の世界は緊張してパニックになっていた。碧はイングランドで1年目。キャリアで、このような若い選手に対して批判が寄せられたのは初めてのことだ。碧はそういうところにいる。

(中略)碧はリーズ全員で自分たちだと考えているが、彼と我々は非難を浴びた。

彼らを責めない。我々にはこの国で最高のサポーターがいる。彼らは個人的にそう思っているわけではないし、失望は吐き出さなければいけない。

私はこれに耐えられる、経験豊富だからね。彼は若者であり、なぜ誰もが我々に向かって叫んでいるのかよく分からなかった。

(ミドルズブラ戦後の)ロッカールームで彼は涙を流していた。どうしたのかと尋ねると、とても空虚で疲れていると言っていた。我々はロボットと一緒に働いているのではなく、彼らは人間だということを忘れてしまうことがある」

サポーターから批判の声を浴びた田中は感情的になっていたようだ。

チーム内で嫌われてしまったスター10人

1919年創設のリーズは、サポーターの熱量が国内でも屈指とされている。

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