9日夜に行われたUEFAチャンピオンズリーグの準々決勝1stレグ。ホームで戦ったパリ・サンジェルマンがアストン・ヴィラを相手に3-1と先勝した。
先制したのはアストン・ヴィラであったが、39分にデジレ・ドゥエがカットインからの強烈なミドルシュートを叩き込み、パリ・サンジェルマンが追いつく。
さらに49分にはペナルティーエリアでの鮮やかな切り返しからフヴィチャ・クヴァラツヘリアが追加点を決めてリード。さらに試合終了間際にヌーノ・メンデスが3点目を奪取し、勝利を決定づけた。
パリ・サンジェルマンを率いるルイス・エンリケ監督は、インタビューに対して以下のように答えていた。
「我々は勝利に値した。最後の1分でゴールを決められたことは我々の自信を大きく高めてくれた。これからは第2戦について考えなければならないね。難しい試合になるだろう。
チームは予想通りのパフォーマンスを見せてくれた。相手はセットプレーで我々を苦しめようとしてきた。ブロックを作る相手に対してチャンスを得るのは常に難しいものだが、我々は良いプレッシャーをかけていたし、切り替えでも決定的なプレーをした。
我々はどんな相手とも戦える準備ができていることを証明した。ドゥエのゴールのお陰で、いい形でハーフタイムを迎えられたし、最後の1分で決めた得点は最高だった。第2戦が残っているが、我々はいい位置にいるよ」
また、ドゥエについては「彼は1対1のスペシャリスト。素晴らしいシュート力と守備力を備えている。また、ベンチにいる選手も違いを作り出せる力があるので、幸運だ。こんなに才能豊かな選手がいるチームを率いられるのは運が良い」と話していたそうだ。