アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)は10日、この日行われた理事会にて、国際的なサッカーカレンダーへの移行の可能性について、第2段階の検討を進めることを承認したと発表した。

現在は日本同様、いわゆる春秋制で運営されているMLS。今年の2025シーズンも、2月にレギュラーシーズンが始まり、MLSカップが開催される12月に終了する。

一方で、欧州を中心とした国際的なサッカーカレンダーは通常、7~8月から翌年の5~6月まで運営。またMLSには、アメリカとカナダにまたがる30のクラブがあり、多くのタイムゾーンや気候条件を考慮する必要があるという。

今回、MLSでは秋春制への移行について話し合う中で、検討を次の段階へ進める決定がなされたとのこと。合わせて、リーグが現在採用しているレギュラーシーズンおよびプレーオフ形式の継続的な評価も行われる。

ただし、いかなる変更も2027シーズンまでは実施されないとのこと。シーズン移行は早くても夏にロサンゼルス五輪が開催される2028年からのようだ。

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次の段階の検討については、主要な関係者とのさらなる協議と、包括的な移行計画の策定が含まれる。

なお、アメリカのメジャースポーツでは、野球(MLB)が春秋制、アメリカンフットボール(NFL)とバスケットボール(NBA)、アイスホッケー(NHL)が秋春制で運営されている。

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