昨季J2で6位に入り、J1昇格プレーオフでは決勝でファジアーノ岡山に敗れ惜しくも4年ぶりのJ1復帰を逃したベガルタ仙台。

2年目の森山佳郎監督に率いられたチームは、今季も第8節終了時点で6位につけている。

そんな仙台だが、例年と大きく異なるのがホームスタジアム。「ユアテックスタジアム仙台」が芝生の張り替えで前半戦は使えないため、5月31日の第18節北海道コンサドーレ札幌戦まで、「キューアンドエースタジアムみやぎ」をホームとして使用している。

「宮城スタジアム」という名称のほうがピンと来る方が多いであろうQスタ。

49,133人を収容する東北きっての巨大スタジアムは、国体(2001年)、日韓ワールドカップ(2002年)で使用され、その後もU-20女子ワールドカップ(2012年)や東京五輪(2021年)などの会場として使われてきた。

2020年からはICTテクニカルサポート事業を展開するキューアンドエーがネーミングライツを取得し、現在の愛称に。

今年3月、その契約が2030年3月31日まで5年間更新されたことが発表されている。宮城県によれば契約額はこれまでと同じ年間500万円(税別)とのことだ。

ホーム連戦となる今週末4月12日(土)のFC今治戦でも、Qスタでは「“新1年生限定”イベント」や「食肉祭2025」などさまざまなイベントが開催される予定。

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なお、仙台の後半戦初戦となる6月22日(日)の第22節ヴァンフォーレ甲府戦はまだ会場が未定。場合によってはこの試合までQスタでの開催となりそうだ。

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