サウジアラビアで開催されているAFC U17アジアカップ。
日本代表は準々決勝敗退となったが、グループステージを突破したため、今年11月に行われるU-17W杯への出場権は確保した。
一方、元日本代表選手である上村健一監督が率いるU-17中国代表は、グループステージで敗退。サウジアラビアとウズベキスタンに1-2で敗れ、タイには2-0で勝利したものの、W杯出場行きを逃す結果になった。
『Sohu』などによれば、上村監督はグループステージを突破できなかったことを謝罪していたという。
「グループリーグ突破という目標を達成できなかった。選手たちをW杯の舞台に導き、世界の強豪と競い合い、学びと経験を積む機会を与えることができなかった。
コーチングスタッフ、チーム、そしてチームを支え、サポートしてくれた人たちに心からお詫びする。
中国サッカー協会は、ユース育成強化に多大な努力をしているが、そのような状況下で、私は期待通りの成果を上げることができなかった。深くお詫び申し上げる。
サッカー協会には、引き続きユース育成を支援し、選手にとってよりいい環境とより多くの学習機会を提供してくれることを期待している」
また、ロングパス偏重になってしまった戦術についても悔やみつつ、怪我人が相次いだ点にも触れていたそう。
現地では「中国のユース育成が貧弱かつ脆弱であるという現実が改めて露呈した」とも報じられている。