レアル・ソシエダの主力として活躍する日本代表MF久保建英。
『AS』によれば、ソシエダは20日のビジャレアル戦に向けたトレーニングを始めたというが、久保は1時間の練習を唯一完了しなかった選手だったという。
ただ、その理由は怪我などの身体的問題ではなく、これまでの出場時間などを考慮した結果だそう。
久保は今季45試合で3000分近くプレーしており、代表での長距離移動もこなしてきた。そのため、練習を40分ほどで早めに切り上げた模様。
『Mundo Deportivo』は、久保は12日のマジョルカ戦で背中に不快感を感じており、痛みはないものの、練習を短縮するのは予定通りだったとしている。
また、『El Diario Vasco』によれば、この日は公開練習だったそうで、久保は集まったファンたちに1時間ほどもファンサービスをしていたという。
「子供たちのアイドル、久保。彼がファンのアイドルであることは当然だ。
ピッチ上でのクオリティ、大胆さ、並外れた親しみやすさ、そしてマイクの前に立った時の落ち着いた態度は、老若男女を問わず彼を模範としている。
しかし、彼はサポーターへの忍耐強さと優雅さでも際立っている。
この日本人選手は、500人が参加した公開練習で、監督とともに最も称賛された選手だった。久保は一番乗りで姿を現した。怪我などではなく、単に負荷マネージメントの問題だった。ひとりでピッチを離れたため、選手の中で最初にサインを始めた。
川崎出身の久保は、約500人が集まるなか、ノート、Tシャツ、自身に捧げられた横断幕、そしてサッカーボールに40分間サインを続けた。
多くの人が久保とセルフィーを撮り、忘れられない思い出となっただろう。背番号14は、ソシエダファンの間で非常に人気があり、日本と同様にアイドル的存在となっている」
ソシエダでも大人気の久保は、ファンサービスも一流だったとのこと。