毎熊晟矢が所属するAZは、21日にKNVBカップ(オランダカップ)決勝でゴー・アヘッド・イーグルスと対戦する。
昨季まで菅原由勢もプレーしていたAZは、2度のリーグ優勝経験があるほか、KNVBカップでも4度の優勝を誇る。
一方、珍名クラブとして知られるゴー・アヘッド・イーグルスは1902年創設ながら、2部にいることが多く、主要タイトルを獲得したことは一度もない。
そのため、今回の決勝戦はクラブ史上最大の試合という声もあるの。
その決戦はまだ行われていないが、すでに優勝のタトゥーを彫ってしまったゴー・アヘッド・イーグルスファンが話題になっている。
優勝トロフィーとクラブエンブレムにも描かれている鷲、そして、決勝戦の日付まで…。
『DeStentor』によれば、ゴー・アヘッド・イーグルスの本拠地があるデーフェンテルのタトゥーアーティストが、優勝のタトゥー(800万ユーロ≒13万円相当)を無料で彫るというプロモーションを行ったそう。そこで選ばれた地元デーフェンテル出身のファンがこのタトゥーを彫ったもらったとか。
「神を試すようなものかもしれないけど、信じなきゃいけない。(決勝で負けた場合は)たとえそうなっても、この美しいタトゥーは決して忘れない日を思い出させてくれる。絶対に消さないよ」
ゴー・アヘッド・イーグルスのテクニカルディレクターを務めているのは、かつてフェイエノールトで小野伸二ともプレーしたポール・ボスフェルトだが、「いい仕事だね」とこのタトゥーの出来栄えを讃えていたとか。
フェイエノールトの本拠地であるデ・カイプで行われる運命の決勝戦には、ゴー・アヘッド・イーグルスのファン1万8千人が駆けつける予定だそう。