UEFAチャンピオンズリーグ連覇を目指したレアル・マドリーだったが、準々決勝でアーセナルに敗れて敗退が決まった。
今季PSGから加入したフランス代表FWキリアン・エムバペはここまで33ゴールを叩き出しているものの、アーセナル戦では得点を奪えず。
かつてPSGでもプレーした元フランス代表ジェローム・ロテンは、『RMC』でこう断罪していた。
「エムバペはチャンピオンズリーグを含むあらゆるタイトル獲得、そして世界最高の選手のひとりとしてバロンドールを獲得するという野望を胸に夢のクラブにやって来た。
しかし、チーム全体としても個人としても失敗だ。彼は今年のバロンドールを受賞できないだろう。痛恨の失敗だ。
シーズン序盤に彼にとって酌量すべき状況を見つけた。適応する時間を与えることもできたはずだ。しかし、エムバペの場合、適応にかかる時間は短い。彼は多くのゴールを決めているが、プレーは壊滅的だ。
チームがうまく機能していない。チームメイトともっとうまくやっていく必要がある。アーセナル戦での彼は存在感がなかった。
あらゆるレベルで完璧なプレーをするべきだった。彼の態度はひどい。発言と全く一致していない。空虚で何もない。誰も成功だとは言えない。彼の成功を願っているが、今年の成績はひどい」
エムバペが昨季まで所属していたPSGはチャンピオンズリーグで一度も優勝したことがない。史上最多の欧州制覇を誇るレアルで彼はその夢を実現させるはずだったが、そうはならず…。
一方、元フランス代表エマニュエル・プティはエムバペだけを批判するのは筋違いとして、ロテンに反論している。